エアーブロー集塵に必要な空気量

パルショットの空気量

はじめまして、集塵機をオーダーメイドで開発を行っている株式会社ディーオと申します。

この記事ではパルショットとストレートブローの違いについて動画でご紹介させていただいたコンテンツを
文章でもご紹介させていただいております。

具体的には、工場で使用されている集塵機の種類にある、

  • パルショット
  • ストレートブロー

の違いについて解説させていただきつつ、エアーブローで異物除去がどれくらい出来る見込みがあるものなのか?
が分かるようにご紹介させていただきます。
ぜひご覧ください。

※この記事は2~3分でお読みいただけます。

パルショットとストレートブローの違い_動画で解説

パルショットは、ストレートブローに比べて使用する空気量が少なく、
効率的に除塵することが可能です。
サクっとご確認いただきたい方はぜひYouTube動画をご視聴いただけますと幸いです。

パルショット・ストレートブローとは?

本記事でご紹介させていただくパルショットとストレートブローは大きな違いがあり、

パルショット:弊社で特許出願中であまり認知されていない集塵機能
ストレートブロー:一般的に普及されている集塵機能

となっております。
弊社で作成しているパルショットと一般的なストレートブローと呼ばれる
機能の違いに関して、お客様から事前にお問い合わせを頂く事も多くございますので
この記事にてご紹介させていただいております。

【おさらい】集塵でよくある異物除去とは?具体的に解説

パルショット、ストレートブローのどちらでも必ず関連してくるのが
「異物除去」の機能力です。
集塵機とはいわゆる工場用の掃除機のため、工場で扱う製品に関する

  • 製品に組み込まれたくない素材
  • 粉塵などの粉
  • その他作業で発生する製品に影響されてほしくないもの

を異物として除去させる必要があります。
結論から申し上げますと、ストレートブローでは「的確に吸引する」事が
なかなか難しいため、弊社でパルショットを開発した背景がございます。

この後の記事では、ストレートブローとパルショットの違いを
「空気流量」を用いてご紹介します。

ストレートブローの空気流量の場合

エアーブローの異物除去に重要なパルショットとストレートブローの違い_ストレートブローの空気流量の場合①

添付写真の通り、ストレートブローの空気流量は300を超えています。
その上で、ストレートブロー独特のポイントである、一点に圧力が集中されるため、
実際に付着したほこりを押し込んでしまうケースが多いです。

工場で勤務されている方では、もしかするとイメージしやすいかもしれません。

エアーブローの異物除去に重要なパルショットとストレートブローの違い_ストレートブローの空気流量の場合②

以上がストレートブローの場合ですが、パルショットの場合はどうでしょうか?
次の章でご紹介させていただきます。

パルショットの空気流量の場合

エアーブローの異物除去に重要なパルショットとストレートブローの違い_パルショットの空気流量の場合①

ブラシのようなブローエアーが円形に動きつつ振動を与えることにより
ほこり等を押し込むのではなく、ほこりを浮かせて吸引することが可能となります。

その際のパルショットの空気流用は、130以下で抑えることが出来ております。

エアーブローの異物除去に重要なパルショットとストレートブローの違い_パルショットの空気流量の場合②

エアーブローの異物除去に重要なパルショットとストレートブローの違いまとめ

いかがだったでしょうか?
知識を公開している記事が多かったので、本記事では具体的な例を元にご紹介させていただきました。
もし過去に他記事で調べていた方の中で、より具体的な内容を知りたかった方にとってメリットになれた記事ですと嬉しく思います。

余談ではございますが、当ブログは集塵機業界がニッチすぎてノウハウが外に公開されることが少ないことから、
可能な範囲で知っている情報を啓蒙させていただいております。

ざっと50記事以上を公開しておりますので、ぜひ他の記事もご覧いただけますと幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

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